親との別れは突然やってくる。<br />79歳の母が火傷を負い、病院に運ばれた。<br />数日の入院で済むはずだったが、容態が急変。<br />意識不明に陥り、生命維持装置をいつ外すかの決断を迫られる事態に。<br />さらに追い討ちをかけるように、認知症気味の84歳の父まで…。<br />両親を相次いで亡くしたノンフィクション作家が描く、看取りの苦しさ、悲しみ。<br />親を送った人、これから送る人、皆に届けたい半年間のドキュメント。<br />