夕陽に赤い町中華
「そうだ。
おれたちはこんな黄金ラーメンでぐんぐん育ってきたのだ!」(椎名誠さん推薦!)安くてボリュームたっぷりで昭和の胃袋を満たしてくれた町中華。
特別な味でないのにクセになり、通いたくなる店、個性的な店主たち。
中華なのになぜオムライスがあるのか。
なぜ戦後に増え始め、なぜ常連客に愛されるのか。
町中華探検隊・隊長であるブームの火付け役が、数百軒を訪ね歩いた経験から描ききる、町中華の来し方行く末。
アメリカの小麦戦略や、化学調味料ブーム、つけ麺で人気の『大勝軒』の復刻メニューのエピソードなども交えて、昭和を生きた男たちなら誰もが持っている記憶の琴線に触れる。
消えつつある食文化の魅力あふれる1冊!
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