冤罪疑惑「恵庭OL殺人事件」の謎を解く
恵庭OL殺人事件とは、平成12年、北海道恵庭市で、OLの焼死体が発見されたことにより発覚した、殺人事件である。
冤罪が疑われる謎多き事件、屈指のミステリー事件として、インターネット上でも大きく議論された事件である。
警察は、恋人を被害者に奪われた状況にあった、被害者の職場の同僚女性に疑いをかけ、自白を迫ったが、彼女は、一貫して無実を主張した。
検察官は、刑事裁判で、彼女が、自分の車内で、被害者を絞殺したと主張したが、彼女は、小柄な女性で、被害者よりも体格や体力が下回る。
裁判所は、彼女が、被害者を殺害することは「不可能であるとはいえない」と判断したが、はたして彼女は犯人なのか?第1部「事実」では、本件事件の主要な事実が、整理して記載されている。
読者も、推理小説のように考えることができ、楽しめることができる。
第2部「検討?犯人は被告人か」では、プロの法律家である著者が、裁判所の判断を踏まえつつ、本件事件の謎を解くべく研究・検討した内容が記載されている。
目次第1部 事実第1章 事件関係者・関係先第2章 事件当時(1)第3章 事件前第4章 事件当時(2)第5章 事件後第2部 検討?犯人は被告人か第1章 犯人の行動第2章 被告人が犯人であることを推認させる間接事実第3章 被告人が犯人であるとしたら、被告人は、どのように考えて、どのように行動したと考えられるか第4章 被告人が犯人であるとした場合のその他の問題点第5章 被告人が犯人ではないとした場合の問題点第6章 結論
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