タイポさんぽ 台湾をゆく
昭和期の商店や商品のロゴ,手描きの看板などを独自の視点で紹介し、手描き文字デザイン再評価のターニングポイントとなった名著「タイポさんぽ」が舞台を台湾に移し、あっとおどろく漢字看板の世界を追いかける。
日本の看板は比較的自由に変形ができるひらがなやカタカナを中心にデザインされてきた。
しかし、漢字しかない中国圏では日本人には思いもよらない、独創性あふれる漢字看板が発展している。
本書は古くからの伝統と近代文化が入り交じる台湾の街角で見つけた楽しくも珍しい漢字看板を渉猟する。
アルファベットや横文字をカッコイイものとしてきた戦後デザイン文化を乗り越え、「漢字」とそのデザインの可能性に改めて目を向ける挑戦的企画。
読んで楽しく、見てためになる漢字の世界を旅しよう。
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