目やにだらけのキジコ
散歩の途中、結膜炎に罹った小猫を住宅街の路地で見つけた。
このまま放置していては失明してしまう、と保護したはいいものの、小さな命の扱いに戸惑うばかり。
完全隔離されたゲストルームを設置し、動物病院で処方された目薬を朝・昼・晩に点眼。
徐々に眼の症状は改善されていくが、今度は安定しない室温管理に気を遣う。
果たして里親探しはうまくいくのか。
すべての愛猫家に贈る、写真エッセイ。
●猫沢太陽(ねこざわ・たいよう)1976年、奈良県出身。
出版社勤務を経て編集・執筆業に。
街を歩く猫の写真を撮るのが趣味。
極端に無口なため、人には好かれず、猫ばかりに好かれる。
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