第二次大戦 逆転戦略ゲーム
10倍の敵が守る要塞に700人で突入に成功したが、周囲は敵ばかり。
多勢に無勢、さてどうする? 零戦に搭乗して初出撃時、左翼の前方に明るい光とも火の玉ともつかぬ物が走った。
どう対処する? 偽装巡洋艦に補給中の潜水艦が、敵艦から砲撃された。
慌てて潜行して偽装艦の下に隠れたが、その後どうする? 選択肢は二つ。
戦史研究に裏打ちされた正しいものと、もっともそうではあるが誤ったもの。
貴官(読者)はどの戦術を選ぶか。
元自衛隊情報官・戦史教官である著者が考案した、陸海空にわたる太平洋戦争シミュレーションゲーム、全54問。
●柳内伸作(やない・しんさく)ノンフィクション作家。
1947年、福島県生まれ。
東京経済大学卒業。
1972年、陸上自衛隊調査学校心理戦防護課程(陸軍中野学校の後身)を修了。
防衛庁陸幕調査部の情報工作官として国外情報を収集後、戦略情報を分析、その後陸上自衛隊富士学校の研究員として教範を作成、次いで陸上自衛隊高射学校で戦史教官を務める。
1992年、『週刊文春』に投稿のクーデター小論で免職に処され、提訴。
政府は自衛隊がクーデターの教育をしていると認めた上に、裁判所も自衛隊はクーデターの研究・教育をしている事実は認定したが最高裁で敗訴。
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