日本人の選択
民主党政権の迷走により自民党が大きく議席を増やし、その結果誕生した第二次安倍内閣。
目玉政策として掲げられたアベノミクスは日本経済に何をもたらしたのか。
外交、改憲、そして襲いかかった新型コロナ禍…。
総選挙を軸に戦後史の流れをたどる「日本人の選択」シリーズ、特別編として「安倍内閣」が登場!日本の有権者は、断じて愚かではなかった。
これからも、そうであると信じたい…。
・「Buy my Abenomics(アベノミクスは買いだ)」・「本当の矢」は一本だけ・全滅のアベノミクス・拉致問題では頑張ったが……・日ロ交渉の不都合な真実・「改憲ならず」は当然の結果・コロナに敗れたポピュリズム●林 信吾(はやし・しんご)1958年、東京生まれ。
神奈川大学中退。
1983年より10年間、英国に滞在。
この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。
帰国後はフリーで執筆活動に専念している。
『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。
『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。
●葛岡智恭(くずおか・ともやす)1959年、東京生まれ。
法政大学卒業後、出版社勤務を経て独立。
雑誌編集、広告制作にたずさわる。
林信吾氏との共著には、『大日本「健康」帝国』、『野球型vsサッカー型豊かさへの球技文化論』、『昔、革命的だったお父さんたちへ』、『日本人の選択』、『ネオ階級社会はここから始まった』(いずれも平凡社新書)、『サッカーを知的に愉しむ』(光文社新書)がある。
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