Pen
何回泣けるといったあざとい惹句や、作為に満ちたストーリーが欲しいわけじゃない。
紙の手触りを確かめながら、絵のタッチに見入り、削ぎ落とされて「すとん」と心に落ちる物語を読む。
やがてきゅうっと胸が痛くなり、心が震え、本来の自分に戻る││絵本はそんな時間をくれる。
本特集では、国内外の人気作家が創作の秘密を明かしてくれたり、原画の数々を見せてくれたり。
ユーモアあふれる作品の裏に秘められた、巨匠たちの知られざる生涯も振り返る。
せつなくて、ほろっとする名作も一挙紹介。
ひとりで読むもよし、誰かに読み聞かせるもよし。
今日はどんなお話を、心に咲かせようか。
心にしみる絵の力で、胸を熱くする描き手。
アントワーヌ・ギヨペ (フランス) ため息が出るほどに美しい、繊細な切り絵。
トム・オーゴマ (フランス) 言葉よりも雄弁に語る、ミニマルな絵の力。
junaida (日本) 残された余韻が、読み手から想像力を引き出す。
nakaban(日本) 豊穣な余白こそが、忘れられない一冊を生む。
阿部海太 (日本) 色彩のうねりが、カンヴァスから押し寄せる。
心に物語をもつと、いろんな場面で使えます。
人気作家の創作の世界へ、いざ飛び込もう。
宮西達也│‘テーマありき’でいけば、物語はブレない。
ヨシタケシンスケ│大人がマジメに語れないことも、絵本でなら言える。
大宮エリー、初の絵本を語る。
書き下ろし2篇「もしもし 森です」「まざーあーす」作品の裏に隠れた、知られざる巨匠の生涯。
Pen厳選、テーマ別「泣ける絵本」コレクションデザインの美しさが、胸に響く7冊。
新旧の名作に出合える、絵本に強い東西の書店。
サスティナビリティが生んだ、優しい一着。
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