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特集:世界に衝撃を与えた創造の軌跡 現代アートの巨人(レジェンド)たち。
古来、人はなにかを表現し続けてきたが、時折、世を変革するものが出現する。
草間彌生が描いた網、李禹煥が置いた石、宮島達男が光らせた数字、村上隆が描いた花、奈良美智が描いた少女、杉本博司が撮った劇場──。
心を震わせる作品は孤独な闘いの末に見出された光である。
COVID-19に苦しむ現在、6名が見せる世界はなんと輝いていることか!この瞬間の生命を実感させるアートこそ、いま見たいと強く欲するものだ。
6人の芸術家が競演する『STARS展』の開幕まで、まず、この特集でアートの喜びを味わってほしい。
村上 隆 (Murakami Takashi)ポップな巨大絵画やフィギュア作品が、芸術を問い直させる。
「スーパーフラット」理念は、生き延びていく。
── 逢坂恵理子 国立新美術館長 李 禹煥 (Lee Ufan) 自らの身体で挑み、無限の広がりを探求し続ける。
瀬戸内海を望んで立つ美術館に、思索の時が流れる。
── 李禹煥美術館(香川県) 宮島達男 (Miyajima Tatsuo)なぜ宮島は、7セグメントの数字を使うか? 輝き変化する1から9は、東洋的な死生観を内包する。
草間彌生 (Kusama Yayoi) 無上の愛と平和をたたえて、芸術活動の集大成へ向かう。
永遠性を携える濃密な世界を、4つのキーワードで解説。
奈良美智 (Nara Yoshitomo) 北の地で見た表現が生まれる瞬間に、創造の根源を知る。
開幕が切望される、「音楽」とともに楽しむLAの展覧会。
杉本博司 (Sugimoto Hiroshi) 最新作は『江之浦測候所』を巡る、無声映像詩。
── 小田原文化財団 江之浦測候所(神奈川県)………ほか
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