獣医の手術は間違いだらけ―犬の「自然治癒力」を活かす治療―
華奢な体つきのため、ちょっとしたことで重傷を負うケースが多いチワワやトイプードルなどの小型犬。
しかし、治療を受けたにもかかわらず歩行障害や副作用に悩まされるケースが後を絶たない。
なぜなら、世間一般に行われている動物治療が、実は間違いだらけだからである――。
たとえば、骨折治療で広く知られているプレート法では、骨を細く弱らせてしまいかえって歩行障害のリスクを高めてしまう。
また、脱臼では不要な手術で再発のリスクが高まり、椎間板ヘルニアのステロイド治療では治癒が遅くなることがわかっている。
しかし、残念なことにこの間違った治療法を信じて疑わない知識不足・技術不足な獣医が圧倒的に多く、飼い主は知らず知らずのうちに大切なペットを危険にさらしてしまっているのだ。
そこで本書では、「間違いだらけの治療」が行われているペット医療の現状とその根本的な原因を解き明かした上で、正しい施術や最新の治療法を紹介。
歩行不可能と診断された椎間板ヘルニアから回復した例や「再生医療」による最新の治療効果の実例も踏まえながら解説する。
大切な愛犬を守る唯一の方法は飼い主が病気とその正しい治療法についての知識を持ち、正しい治療のできる獣医を選ぶことが重要だと著者は断言する。
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