未来の医師を救う医療事故調査制度とは何か
医師が裁判で被告として罪に問われる……。
こうした事案に憤りを感じ、鹿児島県でみずからも医師として診療に当たる著者が、医療事故調査制度の創設に立ち上がった。
しかし、その道のりは決して安楽なものではなかった。
待っていたのは、法律の壁、そして関係省庁担当者との激しい議論の積み重ね……。
「医療の未来を守るのは、医療現場の自立・自律を確立すること」という信念を胸に、「風は南から」の言葉通りに、鹿児島から全国へと運動を広げ、遂に制度創設を勝ち取るまでの経緯を、その立役者が豊富な裁判例や議事録とともに、赤裸々につづる。
健全な医療のため、そして未来の医師を救うための医療事故調査制度のあるべき姿が今、明らかになる。
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