国境―寄り道人生のすすめ―
せっかくこの地球上に生を受けたのだから、旅してみないわけにはいかない24歳のときに2年余り務めた会社を辞め、アメリカで働き始めた著者。
その後、北米、中米、南米、欧州、中近東、アジアなど四十ヶ国・地域を旅した。
それは、寄り道のない一直線の人生に疑問を感じたからであった。
インドとの国境から移動するときに寒いトラックの荷台から見た、幻想的なヒマラヤの夜明け。
街中がサンバのリズムに包まれ、一晩中踊り明かすリオ・デ・ジャネイロのカーニバル。
日本を飛び出して、地球にはあまりに多様な人、文化に溢れていることを知った。
地球に生まれたからには、知っておかなくてはもったいない。
そんな体験をつめ込んだ一冊。
〈著者紹介〉松原悟朗(まつばら・ごろう)一九四七年に鹿児島県に生まれる。
都市計画コンサルタント。
技術士(都市及び地方計画)。
株式会社 国際開発コンサルタント代表取締役社長、 一般社団法人 都市計画コンサルタント協会会長、早稲田大学非常勤講師などを歴任。
都市計画・まちづくりに係わる著書、論文、講演多数。
二〇〇八年度土木学会デザイン賞優秀賞受賞。
二〇一五年国土交通大臣表彰(建設事業関係功労都市計画事業関係)
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