あなたの健康法はカラダに悪い
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「太っているのはカラダに悪い」「やせた方が健康によい」というのは、世間一般の固定観念的な健康常識になっています。
ほかにも「肉食や脂っこいものは、カラダに悪いので減らした方がいい」「コレステロール値や血圧は低いほどよい」「粗食の方がカラダにいい」など、多くの人が信じている健康法や健康常識。
超高齢化がすすみ、がんが死亡原因1位の日本。
はたしてこれまでの健康法は通用するのか、老年精神医学に詳しい和田秀樹が詳しく解説。
世間一般で信じられている健康法、健康常識のすべてが、本当にカラダのためによく、長生きできるものなのか。
答えはNO!です。
その思い違いをひとつひとつ検証し、「健康で若々しく、長生きできるための健康法」を提案します。
●ダイエットには脂肪はできるだけとらない方が効果的。
⇒脂肪はカラダに必要な栄養素。
「油抜き」はアンチ・エイジングに逆行。
●コレステロール値は低ければ低いほどよい。
⇒コレステロール値が高い方ががんになりにくいし、やや高めの人の方が長生き。
●血糖値は低ければ低いほどいい。
⇒低血糖ほど怖いものはない。
厳格なコントロールは死亡率を高める。
●頭痛や熱は薬を飲まないで我慢、その方がカラダにいい。
⇒我慢することで生活の質が下がることも。
鎮痛剤は適用量であればリスクは少ない。
●「心の病」の治療薬、抗うつ剤は依存性が高く簡単にやめられない。
⇒「うつ病」は自殺を招くことも。
抗うつ剤は精神安定剤よりも依存性は低く、薬による治療は大事。
●家族と暮らす人より、独居老人は孤独で長生きできない。
⇒独居の方が自殺率が低いという事実。
「負い目」がうつを招くことも。
●年齢を重ねるとカラダの水分が減少。
みずみずしさを保つには水分をたっぷりとる。
⇒肌のみずみずしさを決定するのは脂肪。
60代以降は水分のとりすぎにも注意が必要。
●寝たきり予備軍にならないためには、運動しかない。
⇒歩かないことが寝たきりを招くのではなく、寝たきりのきっかけは転倒。
転倒防止対策が大事。
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