お金が貯まらない人の悪い習慣39
近年、長引く不況に、多くの若者が「将来がわからない」「どう生きていけばいいかわからない」といった不安を抱えると同時に、お金の大切さについて考え始めている。
やっと日本でも、お金ときちんと向き合う傾向が欧米に近づいてきた。
20代後半で一度は借金漬けとなりながらも、投資で財産を作り、セミリタイアを実現させた著者は、本書で「お金を貯められない人たちは、生活習慣や思考パターン、時間の使い方などに共通した傾向がある」ことを明確にし、こうした‘悪習慣’を改善すれば自然とお金が貯まってくることを紹介する。
本書は決して、お金持ちになるための本ではなく、「悪習慣を絶ち切れば、生活に困らないレベルのお金は貯まる。
その結果、お金から自由になれる」との思想に基づいたもの。
自身の体験や、「お金の貯まらない人たち」の数々の事例を盛り込みつつ、20?30代のお金の悩みを抱える‘お金初心者’向けの「お金本」。
既存のお金に関する本は、「どうすればお金持ちになれるか?」「どうすれば財産を増やせるか?」といった「プラスを増やすこと」が目的だったのに対し、本書が目指すのは「プラスマイナスゼロ(or ちょっとだけプラス)」といった初心者向けレベル。
従来の書籍とは差別化が図られている上、上昇志向の薄まった今の若者にはかなり説得力のある内容です。
●内容構成 第1章 お金が貯まらない人の「考え方」 第2章 お金が貯まらない人の「時間管理」 第3章 お金が貯まらない人の「口グセ」 第4章 お金が貯まらない人の「生活スタイル」 第5章 お金が貯まらない人の「人間関係」 第6章 お金が貯まらない人の「整理能力」
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