平成の幕開けとともに山一抗争に終止符を打ち、山口組は渡辺芳則五代目体制を発足させた。<br />だが、その躍動は長くは続かなかった。<br />暴対法が成立し、警察の締め付けが激化。<br />そして、宅見勝若頭射殺事件の発生により、徐々に組織は停滞していく。<br />その停滞を食い止めるべく、司忍六代目体制が発足する。<br />組織改革と原点会期を掲げ、まさに隆盛を極めた山口組だが、平成末期に再び分裂してしまう――。<br />週刊アサヒ芸能が追った山口組31年間の軌跡が、この一冊に!