未知なる人体への旅 自然界と体の不思議な関係
世界を旅する現役医師が語る人体の驚異と奇跡の物語北極圏、ネパール高地、アメリカ先住民居留地など世界各地で医療活動をおこなってきた著者は、体内の器官を理解するために自然の生態系への深い知識が必要だと気づく。
人間は自然という大きな「体」のひとつの器官であり、内臓どうしは体内の生態系として互いに連携してはたらいているのだ。
喉、心臓、脳、指など15の器官と体液を取りあげ、自然界を通して得た豊かな知識と深い洞察をもとに現役医師が語る人体の驚異と奇跡の物語【目次】はじめに――奥深い人体をめぐる旅第1章 咽喉――身体が’生から抜け出る道’第2章 心臓――健康を分刻みで守る最重要の臓器第3章 便――内臓の重要な情報を伝える人体の廃棄物第4章 生殖器――未来志向の特殊な器官第5章 肝臓――体のゲートキーパー第6章 松果体――睡眠の守護者第7章 脳――世界を見るための深遠な展望台第8章 皮膚――臓器の問題を映し出す鏡第9章 尿――体内に広がる太古の海第10章 脂肪――隠れたヒーロー第11章 肺――汚染物質を防ぐ神聖なバリア第12章 目――もっとも優美でもっとも脆い器官第13章 粘液――病原体と闘う万能の防衛兵器第14章 指――体内の重要な情報を知らせる末端部位第15章 血液――全身に栄養を届ける貴重な体液
更新中です。しばらくお待ちください。