「現内閣の至上命題は、すべからく役不足であること」。<br />こんな文章を書いてしまったら赤っ恥かきます――。<br />「私淑」「歴任」の誤用から、「上から目線」「美学」など、何だかムズムズする気持ちの悪い言葉まで、正しい意味を知らずに使うと恥ずかしい日本語を網羅。<br />「犯罪を犯す(重言)」「看護師(過剰な差別語狩り)」「ルサンチマン(‘エセインテリ’が使いがちな言葉)」など三百五十語を一刀両断。<br />すべからく日本語は正しく使うべし!