「民本主義」を唱え、国民を基とした政治を希求する大正デモクラシーのリーダー吉野作造。<br />その弟で、官僚として順調に出世していく信次。<br />時代の変転とともに、信頼しあっていた兄弟の間にすきま風が……。<br />みんなの願い「三度のごはん きちんとたべて 火の用心」を実現するための先人の苦闘を、歌と笑いに包んで描く評伝劇。<br />