歴史は、偶然と必然のからみ合い。<br />無理やり‘法則’を見出すのではなく、とにかく‘事実’を追究するべし――。<br />そんな著者の歴史観のもと、古代から幕末までを一気呵成に論じる。<br />「古代のことを‘なぜ’と問うな」「聖徳太子のどこが凄い?」「烏帽子はいつから消えたのか」「信長が将軍にならなかった理由」「徳川時代は‘大いなる停滞’」「攘夷思想=現代の排外主義」……。<br />何度学んでも楽しい、日本史再入門にはうってつけの一冊!