こじれにこじれる沖縄の基地問題の本質はどこにあるのか。<br />見据えるべきは「カネと利権」の構造である。<br />巨額の振興予算を巡り、繰り返される日本政府と県の茶番劇。<br />この構図が変わらない限り、問題は解決できない。<br />公務員が君臨する階級社会、全国ワーストの暮しに喘ぐ人々、異論を封じ込める言論空間等々、隠された現実を炙り出す。<br />党派を問わず、沖縄問題の「解」を考えていく上で必読の書。<br />