四季折々の行事とともにある暮らしを大切にする京都の人々。<br />旬と名残り、お祭、茶花、贈りもの、毛筆の手紙、祝いごと、出会いと別れ――自然の恵みと人の知恵が織りなす茶の文化が、そのまま私たちの日常へと続いている。<br />一服のおいしいお茶がもたらす豊かな時間とは。<br />一保堂茶舖・六代目夫人がつづる歳時記。<br />