金融を緩和しても財政を拡大してもデフレは一向に止まらない。<br />それは先進国に共通した悩みである。<br />しかし悲観することはない。<br />経済が「実需」から遊離し、「遊び」でしか伸ばせなくなった時代、もっとも可能性に満ちている国は日本なのだから。<br />ゲーム、観光、ギャンブル、「第二の人生」マーケットと、成長のタネは無限にある。<br />競馬と麻雀を愛するエコノミストが独自の「遊民経済学」で読み解いた日本経済の姿。<br />