大英帝国の繁栄と衰亡。<br />天安門事件とソ連の崩壊からひもとく、共産主義の本質とヨーロッパの将来。<br />「パールハーバー五十周年」に思う、太平洋戦争のリーダーたち。<br />そして、和辻哲郎と天皇制。<br />文明論や近現代史を読み解きながら、日本のとるべき道を示唆した貴重な発言の数々。<br />自由闊達な発想とその独特の史観から、論壇に多くの足跡を残した歴史家の「遺言」。<br />