人は重々しく無口であるより軽いほうがいい。<br />どんどんしゃべってお世辞を言い、時にはお酒に憂いを流す。<br />よどんだ沼のように記憶を溜めこむよりは、サラサラ流れるように変化していくほうがいい。<br />無常の風吹く世の中で、悩みと老いと病に追われながらも好運とともに生きるには――著者ならではの多彩な見聞に、軽妙なユーモアをたたえた「生き抜くヒント」集!