「耐える」だけが精神力ではない。<br />心の支えは、時にたましいの重荷になる。<br />――あなたが世の理不尽に拳を振りあげたくなったとき、人間関係のしがらみに泣きたくなったとき、本書に綴られた55章が、真剣に悩むこころの声の微かな震えを聴き取り、トラブルに立ち向かう秘策を与えてくれるだろう。<br />この、短い一章一章に込められた偉大な「常識」の力が、かならず助けになってくれるだろう。<br />