将軍と側近―室鳩巣の手紙を読む―(新潮新書)
時に将軍の振る舞いに戸惑い、時に老中のバカさ加減に憤る――。
家宣・家継・吉宗ら徳川将軍三代に仕えた儒学者、室鳩巣。
彼が残した手紙には、政権や社会への批判、皮肉、嘆き、賞賛、喜びが、素直に記されている。
最高権力者である将軍と、取り立てられた側近、実務を支える官僚たちが織りなす世界は余りにも人間臭い。
いつの世も変わらぬ生身の人間と政治の有り様を、新進の歴史学者が生き生きと描き出す。
※新潮新書に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。
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