生まれつきままならぬ下半身。<br />五度のがん。<br />側近の裏切り。<br />様々な壁にぶつかりながらも、著者は常にハンデを強みに変えて乗り越えてきた。<br />百社以上の破綻処理に携わり、ファンドマネジャーとなった今、半生を振り返りこう断言する。<br />「生きてさえいれば何とかなる」と。<br />「土下座担当」という仕事、裏社会の面々の図太さ、学歴エリートのひ弱さ……壮絶な体験から導き出された、弱者の戦略と命の意味。<br />