世界シェアトップのトヨタの販売台数が、なぜ中国ではGMの三分の一なのか。<br />そこには「チャイナハラスメント」とでも呼ぶべき巧妙な嫌がらせが関係している。<br />反日に傾く世論を気にする共産党にとって、中国に進出した日本企業は格好の標的なのだ。<br />改革開放以来三十年の変遷を見てきた著者が、中国人ビジネスマンの頭の中と共産党の思考回路を徹底解説。<br />中国ビジネスに求められる「冷徹な戦略」も詳述する。<br />