「狩猟採集し、貧しくとも平等に集落生活を営む日本人の起源」――学校ではそう教わったはず。<br />だが本当は、戦後、発展段階史観により政治的に作られた歴史概念だった？……。<br />曖昧で多様な時間的・空間的な範囲、階層性を伴う社会構造、さらには独自の死生観、精神文化まで、最新の発掘考古学から見えてくるユニークな「縄文」の真の姿。<br /> ※新潮選書に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。<br />
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