「平成」の世となって四半世紀。<br />陛下は「天皇として何ができるか」を常に問い続けてこられた。<br />「象徴」の模索、天皇としての孤独、伝統を破る挑戦、年齢との闘い、次世代への戸惑い、家族への愛情、被災者への祈り──。<br />陛下はこうした想いを、驚くほど率直に国民に伝えてきた。<br />25万字にものぼる「おことば」を元皇室担当記者が精読し、その本心と素顔を明らかにする。<br />