日本人には二種類いる――長年、食卓を中心に日本人の家族を見つめ続けてきた著者が到達したのが、この結論だった。<br />一九六〇年を境に、日本人の生育環境は一変。<br />この年以降に生まれた「60年型」はみな‘新型の日本人’なのである。<br />「個」と「家族」、人との関係性を変えてしまった「一九六〇年の断層」を35の視点から炙り出す。<br />従来の世代論とは一線を画す、まったく新しい刺激的な日本人論の誕生!