1974年に三木政権の防衛庁長官に就任した坂田は、防衛・安全保障の「素人」を自認しながら、「玄人」にはできない数々の改革を推進。<br />「防衛計画の大綱」策定など日本の防衛政策に大きな足跡を残した。<br />在任期間は歴代最長の747日。<br />その業績から日本の防衛政策と自衛隊の歩み、そして政治家のあるべき姿を描きだす。<br />