「お父さんの子どもの頃って、どんな時代だったの?」15歳の娘の問いを機に、父は自分が育ってきた時代の「歴史」を振り返ることに。<br />あの頃、テレビが家庭の中心だった。<br />親たちは「勉強すれば幸せになれる」と教えていた。<br />宇宙や科学に憧れ、明るい未来を信じて全力疾走していた……。<br />そして、父が出した答えとは。<br />明日へ歩み出す子どもたちへ、切なる願いが込められた希望の物語。<br />