彫刻家・舟越保武の長女に生まれ、本当に美しいものとは何かを教えられた幼少期。<br />皇后様のご講演録『橋をかける』を出版した絵本編集者時代。<br />戦争や貧しさ、息子の難病に夫の突然死、会社の倒産。<br />そして、故郷岩手での東日本大震災……何があっても、「私」という人生から逃げずに前を向く著者の、波乱に満ちた自伝的エッセイ。<br />