夫婦・親子だから当然と始めた家庭での介護がやがて困難を極め、長期化する――そして今、全国で後を絶たない介護苦による殺人事件。<br />家族の絆が悲劇に変わる「魔の瞬間」は避けられなかったのか? 「加害者」となってしまった家族本人の生の声を聞き、間近にいた関係者への取材も重ねて明らかになった、在宅介護の壮絶な現実と限界。<br /> ※単行本に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。<br />