「仕事がきついので、会社を休みたい」とクリニックに駆け込む人々。<br />マニュアル通りの問診で「うつ病」と診断する医師。<br />診断基準の変化や新型薬の普及で、うつ病やそれを理由に休職する者が増大、こうした状況に企業も困惑し、社会問題化している。<br />しかし、それは本当に‘病気’と言えるのか? 医学ではなく労務上の問題ではないか? あやふやな診断が社会に与える影響は? 精神科医が「うつ病休職」の正体に迫る。<br />