『苦海浄土 わが水俣病』の発表以来、文学界でも反対闘争の場においても類なき存在でありつづける詩人にして作家・石牟礼道子。<br />恵み豊かな海に育まれた幼年時代から、文学的彷徨、盟友・渡辺京二との出会い、闘争の日々、知識人と交流のたえない現在まで。<br />知られざる創造の源泉と90年の豊饒を描き切る、初の本格評伝。<br /> ※単行本に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。<br />