岡本綺堂の「半七捕物帳」、佐々木味津三の「右門捕物帖」、野村胡堂の「銭形平次捕物控」といった‘捕物帳’の三大シリーズを題材に、‘捕物帳’が一大人気ジャンルになるまでを徹底追求。<br />歴史的背景を交えて検証しながら、著者の修士論文のテーマでもある「捕物帳の系譜」を探る。<br />