めまぐるしく転変する、先の読めない時代。<br />人はしばしば世の不条理と人生の浮き沈みに眠れぬ夜を過ごす。<br />だが、どんな時代でも人の苦しみの総量は変わらない、と著者は言う。<br />とらわれ過ぎず、そしてよく目を凝らし、口笛を吹きつつ闇の中を歩いていこう。<br />やがて訪れる夜明けを待ちながら――。<br />時代、歴史、物語、愛、人生など様々なテーマをめぐり、半世紀にわたる思索から紡ぎ出された初の箴言集。<br />