「視線はできるだけ低く」「ユーモアと感受性で生き延びる」「不変な真理などない」「それでも人間を信頼する」……エリート予備軍の少年たちに、生きていく上でのピンチをいかに克服するか、かつてなく深く、丁寧に指し示した豊潤な授業の記録。<br />そして数十年ぶりに訪れた母校早稲田での感動的な「学生との対話」を付す。<br />