女であることは、強さと矛盾しない。<br />知性は感性を殺さない。<br />本を偏愛した少女時代。<br />学校生活での疎外は暴力へ。<br />夫との出会い、最愛のわが子を喪う経験、母親から再び女性になるということ。<br />どんなことがあっても救えない子はいない。<br />正解のない試行錯誤そのままに、気鋭の国際政治学者が、長年抱いてきた葛藤を初めて語る。<br />