二〇〇三年三月、みずほ銀行築地支店長を最後に、作家・江上剛は二十六年間の銀行員生活にピリオドを打った。<br />なぜ、彼は愛する銀行を志半ばで辞めなければならなかったのか。<br />入行からの銀行員生活を振り返り、信頼するジャーナリスト須田慎一郎に語ることによって、これまで銀行がやってきたことを検証し、これからの銀行のあるべき姿を探る。<br />苦言は苦言として、銀行の仲間たち、後輩たちへ心からのエールを送る。<br />
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