意見が対立することや面倒な議論を政治家は先送りにしてきた。<br />経済、医療、安全保障等、すべてにおいてツケは溜まっていくばかり。<br />次の世代がその負債を背負わされ、国が滅びていくのを見過ごして良いはずがない。<br />ならば、どんなに煙たがられようとも、異議を唱え、信じる正論を語り続けるしかないではないか――政界きっての政策通が新型コロナ禍から国防まで直近のテーマをもとに正面から堂々と語る論考集。<br />