Power Automateではじめる ノーコードiPaaS開発入門
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「サービス」をプログラミングする!「ビジネスでパソコンを利用する」とは、昔から誰もが口にするセリフです。
しかし、その内容は時代に応じて大きく変化しました。
少し前なら、それは「ExcelとWordを使うこと」だったでしょう。
が、今の時代、そんな単純な使い方をしているほうが少数派かもしれません。
表計算はGoogleスプレッドシート、ファイルの保存はOneDrive、メールはGmail、スケジュール管理はGoogleカレンダー。
パソコンは、今や「ソフトをインストールして使う」ものではなくなっています。
使うソフトはWebブラウザだけ。
そこから、あらゆるサービスに接続し同時並行して作業を進めていく。
そんな使い方が当たり前となってきました。
そんな時代に「業務の効率化」を進めるにはどうすればいいのか。
答えは1つです。
「あらゆるサービスを自動化する」のです。
これが「iPaaS(IntegrationPlatformasaService、サービスとしての統合プラットフォーム)」という考え方です。
アプリケーションやOSの操作を自動化するツールはこれまでにもたくさんありました。
しかし、さまざまなWeb上のサービスを自動化するツールというのは、なかなかないでしょう。
それを実現してくれるのが「PowerAutomate」です。
<br本書は、このPowerAutomateを使ったサービスの操作方法について説明をします。
スプレッドシート、メールサービス、ストレージサービス、TwitterやRSSなどの投稿、GoogleカレンダーやTeams、Slackなどの投稿管理など、業務で多用されている主なサービスの利用について一通り取り上げています。
また、このPowerAutomateは「プログラミングツール」としての側面も持っています。
そこで変数や各種の値の操作、データの入出力、条件分岐や繰り返しといった構文についてもページを割いて説明しました。
PowerAutomateは誰もが無料で利用することが可能です。
まずは、この本を手に「サービスの統合化」というのがどんなものか体験してみましょう。
広大なインターネットの世界に散らばるさまざまなサービスがつながり整然と処理されていく姿は、なかなか感動的ですよ!Chapter 1 Power Automateを準備しようChapter 2 フローの基本処理Chapter 3 データの処理Chapter 4 スプレッドシートを利用するChapter 5 メールとアドレスの管理Chapter 6 ストレージサービスとファイル管理Chapter 7 外部サイトのデータを利用するChapter 8 ビジネスツールの活用
更新中です。しばらくお待ちください。