子供の探究する力を伸ばすプログラミング教育 micro:bitでSTEAM教育
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子供たちがわくわくするようなプログラミング授業を!!学校や家庭でコンピュータを活用した教えは進んできている一方で、プログラミングを活用した授業のデザイン、教え方に悩みを抱えている先生や保護者が多いのが実情です。
本書では学校で、家庭で、ワークショップで使える学びのノウハウを現役小学校教諭が実践例でわかりやすく解説します。
コンピュータやプログラミングを学びの中に取り入れることで、子供主体の課題発見・解決の幅をより一層広げてあげましょう。
【本書まえがきより】最近はコンピュータやプログラミングを学びの中に取り入れることで、社会とのつながりを容易に感じさせたり、子供主体の課題発見・解決の幅を一層広げたりできると感じています。
また、探究的な学びが子供を夢中にさせ、深く学ぶことにつながっていることも感じています。
私自身、コンピュータやプログラミング、電子工作を学ぶことで、身のまわりの物の見方や考え方が変化したり、視野が広がったりしました。
この視点から物事を捉えることで、これまでの自分に無かった方向から問いを見い出したり、解決方法を発想したりすることもできるようになりました。
授業をしていると、子供たちにもこのような思考が生まれてきているのではないかと感じています。
今の子供たちは日常的にスマートフォンやタブレットを使っていることに加え、プログラミングも学び始めています。
このような子供たちは、私たちが想像しない視点から物事を捉えて学んでいるかもしれません。
これからの時代を生きる子供たちはコンピュータやプログラミングを理解して、それらとうまく付き合ったり、 問題を解決するツールとして適切に活用したりする資質・能力が必要になると思います。
それは、Society5.0 の時代やVUCA(未来が見通せない状況)といわれる先行きが不透明で予測困難な時代でも幸せに生きるための方策の一つになるでしょう。
「プログラミングってどう取り入れればいいの」「プログラミングはどの教科でできるの」といったお困りの声がしばしば聞かれます。
学校ではコンピュータを活用した授業は進んできている一方で、 プログラミングを活用した授業のデザインに悩みを抱えている先生は多いのではないかと思います。
本書ではプログラミングを学びの中に取り入れることのよさや、プログラミングを活用した探究的な授業のつくり方、実践例等をまとめました。
小学校での事例が中心ですが、その他、家庭、ワークショップでも参考にできることがあるかと思います。
本書が「子供たちがわくわくする学び」をつくり出す一助になれば幸いです。
宮城県登米市立佐沼小学校教諭 金 洋太
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