歌舞伎の女たちを鋭く楽しく読み解く一冊忠義のために我が子を差し出す女、初めての男が忘れられず、姫から遊女に身を落とす女、嫉妬する女、罪な女、だめんず好きの女…歌舞伎に登場する女性たちには時を越えた共感と驚きがある。<br />今昔の女性を見続けてきた著者の‘目からウロコ’の分析が冴え渡り、歌舞伎が身近に感じられる楽しい一冊。<br />市村萬次郎氏との対談を特別収録。<br />