別府倫太郎
別府君は「子どもが書いてる」んではなくて、作家だけどまだ子ども--吉本ばなな新潟県在住の別府倫太郎君は十四歳。
五歳のときに円形脱毛症により全身の毛が抜けてしまった。
さらに七歳で小児ネフローゼを発症。
ステロイド治療のためムーンフェイスとなる。
小学校2年生とき、学校に行かないことを選択した。
その後、インターネット新聞『別府新聞』を開設。
別府新聞社の社長として、地域の話題の取材にでかけたり、自分のことや周囲のことをエッセイとして発表するようになった。
次第にそのみずみずしい文章の魅力が評判を呼び、知られるようになった。
本書は『別府新聞』で発表した文章と、『別府新聞』を休止して以後に発行する個人雑誌『文藝雪月花』などに掲載したエッセイ、日記、小説、詩のほか、別府君の文章が大好きだという吉本ばなな氏との対談も収録。
更新中です。しばらくお待ちください。