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大田舎・東京 都バスから見つけた日本

もしかして、東京を「大都会」だと思っていませんか……?気鋭の社会学者が、地上2.3メートルの‘ちょっとだけ上から目線’で綴る、東京=日本論。
バスの窓から見つけた、東京の秘密100。
小池百合子都知事との対談も収録【東京には、こんな秘密が隠されていた!】六本木はまるでスラム街/セーラームーンの舞台は、麻布十番/スカイツリーにはお墓が似合う/ポケモンGOが伝える悲惨な東京史/池袋は埼玉の植民地である/浅草も千住も「下町」ではなかった/高齢者だけが使える秘密の都バス年間パスポートがある/地方出身者が西東京に住む理由/新宿はかつて上野にバカにされていた/心霊を気にしていたら東京には住めない/東京の街の色は、ほとんどが看板の色だった/等僕は数々の都バスに乗ることで、東京を「ちょっとだけ上から目線」で堪能してきた。
その記録が、本書ということになる。
(中略)結果、たどり着いたのが「東京のほとんどが田舎である」という仮説だ。
「田舎」というのには二つの意味がある。
一つは、見た目としての「田舎」。
二つ目は気質や制度とし ての「田舎」だ。
(はじめにより)○著者プロフィール1985年東京都生まれ。
専攻は社会学。
日本学術振興会「育志賞」受賞。
慶應義塾大学SFC研究所上席所員。
内閣官房「クールジャパン推進会議」メンバー、朝日新聞信頼回復と再生のための委員会外部委員などを歴任。
著書に『希望難民ご一行様』(光文社新書)、『絶望の国の幸福な若者たち』『誰も戦争を教えられない』(講談社)、『だから日本はズレている』(新潮新書)、『保育園義務教育化』(小学館)など多数。




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