中東での後退、北朝鮮、イランの核問題への対応など、国際社会におけるアメリカの影響力の低下が指摘されて久しい。<br />一方で一路一帯など、国際舞台での中国の台頭は目覚しい。<br />果たしてアメリカと中国の関係はどうなっていくのか。<br />国際情勢に詳しい筆者が、21世紀の覇権国家について解説する。<br />※「文藝春秋オピニオン2018年の論点」掲載記事を再編集して電子書籍化。<br />