清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実
PL学園時代の清原和博が甲子園で放った通算13本塁打は、今後破られることがないであろう不滅の記録だろう。
この13本は、ただの記録として残っているわけではない。
甲子園の怪物に出会い、打たれた球児たちは、あの瞬間の’記憶’とともに、その後の歳月を歩んできた――。
2016年6月、清原和博は覚せい剤取締り法違反で有罪が確定した。
甲子園歴史館からは清原和博の痕跡が消え、踏み入れてはいけない領域に手を染めてしまったヒーローの名前は世間の表舞台から消えていった。
そんな中、甲子園で13本塁打を浴びたライバル全員が、30年以上の時を経て、あえて今、静かに口を開いた。
これは、18歳の清原と49歳(2016年当時)の清原への、打たれた者たちからの’30年越しの告白’である。
13本のホームランが生んだ真実が、ここに蘇る。
※この電子書籍は2017年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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